灯と祐美が私の部屋から去って行って、1時間後。 私は慣れたように、灯の家で夜ご飯を食べ終わり、お風呂から出て来て、ベッドに寝転がった。 「……はぁっ」 私は仰向けになりながら、ため息を吐く。 真っ白い天井が私の視界に染まっているからなのか、王政さんの顔や先輩の顔が浮かべられる。 ……やばいっ!!やばいっ!! 消し去ろう!!