灯の家に居候する日にちは過ぎて行った。
その1週間後くらいに、褒美賞がやっと1−Dはもらえて、芸能人と撮っていた。
私は、褒美賞が当たったら、芸能人と撮りたい?みたいな紙を文化祭前にもらったけど、
芸能人に興味が無いっちゃ無い私は、書かなかったので、椅子に座りながら、写真が終わるのを待っていた。
「いいの〜?秋風さーん?」
「めっちゃ嬉しいいい!!」
「秋風さんも絶対後悔するのに〜〜。」
なんて、私のクラスの女の子たちが、私に言う。言う。
だから……芸能人に興味無いんですってば!
なんて、額に血管が浮き出たのは、思い出には、今はなっている。
……だし、もう後悔してますよ。違う後悔。
と思いながら、窓を見渡しながら、褒美賞で盛り上がった1日が終わったっけ?
王政さんのことは……もう、思い出さないようにはしている。
なんでだろう。
今、気づいてしまった。
結婚破棄して良くなかったのかもしれない。と。
でも、少しだけ、良かったもある。
もし……婚約破棄を私は廊下で大々的に言わなければ。
王政さんと…………魔王様と………
笑顔で……前の日常に戻れた?
魔王様に……告白出来た?
TVに魔王様が……王政さんが出ているから、そんなことを何回も思いながら、王政さんが出ているTVを見てしまう。
夏が過ぎて、秋に移り変わって、ちょっと日にちが経ったとき。
学校から……爽やかな、優しそうな人気モデル&俳優転校生が………やって来たと……噂される。
『あれ?楓ちゃん?』
私の知っている人……が。
To Be Continued………?