「……お金……!?」
私はすぐにお金の方を見てしまう。
「ほう。やはり、ど庶民は、金が好きなんだな?」
ニヤリと笑いながら、私を見る王政さん。
私は王政さんにむかついたので、
「好きじゃないですけど?お金は賄賂とか、脅すの様のお金が嫌いなだけなので。……というか、それも、そうですけどね?」
そう言いながら、黒いキャリーケースのお金に入っているのに、指を差す。
「ほう?100万以上は入っているというのに…なぁ?」
「はぁああ!?……というか、私は……おじいちゃんを信じただけ!!
何で、お金で釣ろうとしてんだ!このイケメン面した男め!!」
「はぁああ?!……お前、俺のこと知ってんだろうな?あぁ!!?」
「うっるさっいっな!!お金で釣ることにしか、頭がないでしょうね!!?お金大男め!!」
「あ゛ぁ゛?ガキが何言ってる!?」
なんて、喧嘩をお金大男と始めちゃいました。



