私は悲鳴を上げそうだったけど、魔王様と怜さんに逃げ切るためには!と思い、もう、無意識に入ってしまっていたのだ。
私は、遊園地とかにあるお化け屋敷は大っ嫌いだ。
遊園地に来たとき、お化け屋敷に行ったら……。
そのお化け屋敷が超絶レベルの怖さだったから、お化け屋敷はトラウマだ。
やばいっ……って、ここのお化け屋敷(クラス)、私の友達いるよね……?
「うぎゃにゃああああ!!」
猫娘が手で持てるライトを持ちながら、私を見ていた。
「ひゃあ……って、祐美(ゆみ)。」
私は、一瞬大声を出したけど、びっくりさせようと思った人の声を出していた時点で、私は分かっていたのかもしれなかったので、大声を出すのをやめていた。
「なんだ……分かっちゃった?って、楓、メイド服、かわっ…んっ!?」
私は祐美の口を私の手で塞ぐ。
そして、私は人差し指を口に触れて、『静かに』を祐美に表していた。
「祐美。……少しだけ、手伝って!!」
私は小声でなぜ、隠れなきゃいけないワケを話す。
「……えっ…あの、国民的俳優がね……これは、灯興奮どころじゃないでしょ……?」
ニヤニヤ笑いながら、私を見る、祐美。
祐美の顔は暗いから、分からないけど。
少しだけ教室の扉に明かりが差しているので、ニヤニヤ顔が丸出しだ。
「そうだけど……私の体、全体を隠して……!!」
私は祐美の顔を見ながら、願望!!のオーラを丸出しにしたら。
「ん。いいよ。早く、隠れて。……こっち」
許可を出してくれて。
隠れる場所も教えてくれた。
「マジで…ありがとう!!この御恩は一生忘れない!」
私は拝みながら、祐美を見ると。
「…返しは……まぁ、後で考えとく。早く、隠れててねっ!」
「うん。ありがと」
と言いながら、私は隠れていた。
私は、教壇の中に隠れていた。
きっと見つからないだろう。
だって。教壇の上に布が被せてあったから。
大丈夫、だよね?
少しばかり心配する私。
そして、自分の口を自分の手で塞いでいた。



