突然、魔王様が。


「ねえ。その格好忘れてないよ……ね?」

私のメイドのスカートの中の太ももを触って。


「……そん…な……とこ……!」

私は顔がさっきよりも、赤くなる。

そして、魔王様の手で触られて。



「ひゃっ……あ!?」

忘れていた。
私がメイドになっていることを。



「はぁ〜っ。忘れてんだ。可愛い。」


「んんっ……!!」


もう。やめてほしい。

足がガクガクになってしまう。
足の力が抜けると。

すぐ、魔王様は私の腰を抱き締めて。

まだ、キスの嵐が続く。


「……ひゃ…め「やめねえよ」



「俺の気が治まるまで」

と魔王様は言いながら、片手で、私の両腕を掴んで。



「……んぅ…もう…」



「マジで……俺の理性崩壊したから」



そのキスの嵐は……15分以上続いていた。