キーンコーンカーンコーン。



終わりとチャイムと共に。


「さようなら。」を迎える。





私は、灯と帰る準備をしていた。

カバンに教科書などを入れて。

忘れ物が無いかな……?など机の棚とかを見て、灯と帰って行った。


「ねえ。もうすぐ、文化祭じゃん。」


「あっ!!!そっかぁ!!」

私は文化祭が大好きなので、ニコニコと灯を見る。


「どうする!?メイド喫茶にする!?たこ焼き屋!?……お化け屋敷とかっ!?」


「うんそうだねっ!!どうしよう!?」

なんて、私と灯は文化祭の話をしながら、帰って行って。

灯と分かれ道で分かれて。

魔王様の家へと帰って行った。



…その帰り道、なぜか、私が誰かに見られているような視線を感じた。



だけど、それは少しだけだから。
気のせいだと思い、魔王様のお家へ帰って行っていた。