「ふふっ、じゃあこれからは僕のものだ!」


ドヤッと愛らしく頬を緩めた真央に、きゅんっと胸が高鳴ってしまう。


「ねぇ莉愛、さっきはごめんね、僕言いすぎちゃった……怖いこともしちゃったし……」

「う、ううん、いいよ……?」

「許してくれるの?優しいね、好き」


ガバっと盛大に、強めに抱きしめられてしまう。

も、もう……真央くん、本当どうしちゃったの……?

思えば、幼稚園ぐらいの頃はこうやってデレデレ甘々だったけど……小学生の頃からはクールって感じだったし……。


「莉愛、早速結婚しよう?早くウエディングドレスを用意しないとね」

「え……?え!?」


け、結婚!?に、ウエディングドレス……!?


そんな、ちょっと早すぎじゃ……!!


「まだ早いよ……!!」