咲き誇れ、麗しい華。

気合いマックスの彼らから手元のプログラム表に視線を戻す。


大喧嘩した時のように、今朝も真子とは口を利いていない。


一応挨拶はしたのだけれど、無視どころか、目も合わせてくれず。視界に入っても無反応。

一昨日の鬼指導とは打って変わり、今日は空気扱いをするらしい。


笑い合っていた日々から1週間ちょっとでこの変わりよう。

もう私とは絶交ってことなのかな……。


あぁダメダメ。また振り回されてる。

今日はチームに貢献するって決めたんだから。考えない考えないっ。



「プログラム1番、3年生女子による棒取り合戦を始めます」



会場のセッティングが終わり、いよいよ体育祭が始まった。

プログラム表を椅子の下に置き、グラウンドに入場する先輩たちを眺める。


開会式からまだ10分くらいしか経ってないのに、みんな目がギラギラ。中学最後の体育祭なのもあってか、気合いが入りまくっている。