咲き誇れ、麗しい華。

言い合いしつつも、ぷぷっとお互いに吹き出す。


親友でなくなっても、特別な存在だったことには変わりないから。

別の形でなら、新しい関係を築けると思うんだ。



「次会う時は、ラーメンでも食べに行こう」

「なんでラーメン」

「好きなんでしょ? 大隈くんに教えてもらったよ。お兄ちゃんと一緒に替え玉2つも頼んでたって」

「……やっぱもう少しきつく言っとくべきだった」



いつかのようにニヤニヤ顔を浮かべたら、不満そうに口をへの字に。

ふふふっ。その反応、懐かしいなぁ。



「真子」



腕をツンツンしていじっていると、彼女の背後に人影が現れた。



「俺にも麗華ちゃん貸して」

「……さっき楽しそうに話してなかった?」

「渡し忘れた物があって」

「はぁ……わかったよ」