咲き誇れ、麗しい華。

真子はゆっくりと顔を上げると、「ほんと、バカよね」と自嘲気味に笑って……。



「見られたからって、あいつがそんな子どもじみたことするやつじゃないって、応援団やってた私が1番近くで見てたはずなのに」

「……誤爆された時も、怖かった?」

「……ヒヤッとはしたよ。でも、麗華は今日までずっと守ってくれた。悪いのは……信じきれなかった私」



再び頭が下がり、「本当にごめんなさい」と謝罪した真子。彼女の頭をポンポンと撫でて微笑みを向ける。



「いいよ、もう。だから顔上げて」

「っ、でも……っ」

「私も、家族のこと悪く言われるの嫌だし。無視された時はめちゃめちゃショックだったけど……もし真子と同じ立場だったら、私もちょっときつく当たってたと思うから」



過保護すぎてうざったく感じる時もあるけど、なんだかんだ大好きだもん。

それに私、おしゃべり好きだし。

口止めしてても、また何かの拍子で口を滑らせたらと考えると、気が気でないよね。