会話は1ヶ月半ぶり。目を合わせたのは実に半年ぶり。
気まずさと照れくささから、その場にぎこちない空気が流れる。
「元気だった?」
「まぁ、うん。背、伸びたわね」
「お、わかる? こないだ測ったら4月から5センチ以上伸びてたんだ〜」
「そう。良かったね」
「真子は? 伸びた? それとも縮んだ?」
「……成長期にそれはありえないでしょ」
冗談で尋ね返したら、ジト目で睨まれた。
髪色も顔立ちも、雰囲気も性格も、正反対レベルで全然違う。けど、睨んだ顔はお兄ちゃんそっくり。
真子は、髪色はお父さん、あとの他はお母さんから受け継いだんだね。
頬を緩ませていると、彼女の表情が徐々に硬くなっていき……。
「……ごめん」
つむじを見せるように直角に頭を下げてきた。
「私、怖かったの。お兄ちゃんのことが知られたらどうしようって、不安で不安で」
「……うん」
「本当は自慢したいくらい大好きなのに……急に、『学校では他人のふりしてろ』って言われて……」
「……だから、名札付けてなかったの?」
「……うん。休み時間とか教室出る時は、外したり、髪の毛で隠して、放送でも極力呼ばれないようにしてた。……先輩の時は、たまたまだったけど」
気まずさと照れくささから、その場にぎこちない空気が流れる。
「元気だった?」
「まぁ、うん。背、伸びたわね」
「お、わかる? こないだ測ったら4月から5センチ以上伸びてたんだ〜」
「そう。良かったね」
「真子は? 伸びた? それとも縮んだ?」
「……成長期にそれはありえないでしょ」
冗談で尋ね返したら、ジト目で睨まれた。
髪色も顔立ちも、雰囲気も性格も、正反対レベルで全然違う。けど、睨んだ顔はお兄ちゃんそっくり。
真子は、髪色はお父さん、あとの他はお母さんから受け継いだんだね。
頬を緩ませていると、彼女の表情が徐々に硬くなっていき……。
「……ごめん」
つむじを見せるように直角に頭を下げてきた。
「私、怖かったの。お兄ちゃんのことが知られたらどうしようって、不安で不安で」
「……うん」
「本当は自慢したいくらい大好きなのに……急に、『学校では他人のふりしてろ』って言われて……」
「……だから、名札付けてなかったの?」
「……うん。休み時間とか教室出る時は、外したり、髪の毛で隠して、放送でも極力呼ばれないようにしてた。……先輩の時は、たまたまだったけど」



