咲き誇れ、麗しい華。

電話を切り、ベッドに倒れ込む。


あの真子が、私のために、ねぇ……。


憶測だから、本当に満腹だった可能性もなくはなさそうだけど……。

わざわざ自分の食事時間を割いてまで参加するってことは、少しは心配してくれてるのかな。


彼女の連絡先を開いて、「牛乳、ありがとね」とだけ打って送信。

次に侑希先輩の連絡先をタップし、電話をかける。



【はい、もしもし】

「もしもし。侑希先輩、今、大丈夫ですか?」

【うん、大丈夫】



練習中だから難しいかなと思っていたが、休憩中だったようで、すぐ出てくれた。



【どうしたの?】

「実は……インフルにかかってしまいまして」

【ええっ! 大丈夫?】

「はい、なんとか」



ううっ、いきなり起き上がったせいか、頭がぐわんぐわんしてきた……。でも引っ越しの準備で忙しい中、余計な心配をかけたくない。

目を瞑って横になり、しばらくの間欠席すると伝えた。