咲き誇れ、麗しい華。

最後の一撃でやられたのか、そのまま横に倒れて侑希先輩の肩に顔をうずめた。


6歳差なら赤ちゃんの頃から可愛がっていたわけだし。半分家族みたいな感覚だよね。

でも、好きな子でこの状態なら、彼氏できたら泣き崩れそう……。



「ほら、これ食べて元気出しな」

「おぅ。サンキュー……」

「はい、侑希も」

「ありがとう」



傷心する彼となぐさめ中の彼にお菓子を渡した凛華先輩。

ドット柄のフリーザーバッグには、デコレーションされたミニドーナツが。



「あ、あのっ、私からも……」



トートバッグを漁り、お菓子を取り出す。



「いつもお世話になっているお礼です」

「きゃー! ありがとう!」

「サンキュー! 家でゆっくり食べるね!」