咲き誇れ、麗しい華。

怜央先輩が口を開いた瞬間、彼らの視線が私に集中する。



「これ、編み込みって言うんでしょ? どうやって作ってるの?」

「えっと、まずこめかみのあたりから一束取って……」



心臓がドキドキしつつも、手順を教える。


次は可愛らしい服でと決めていた今回。


メインは、バレンタインカラーであるブラウンの襟つきワンピース。

その上に、ベリーをイメージさせる赤のカーディガンと、先輩にもらったストールを巻いて。

髪の毛は、可愛らしさと上品な雰囲気が出せる編み込みハーフアップに。

アウターとタイツ、靴は黒で大人っぽくしてみた。



「途中まで編んだら三つ編みに切り替えて、後ろで1つにまとめて完成です」

「細かいな〜。器用なんだね」

「ありがとうございます。おかしく、ないですかね? ほつれとかはないですか?」

「うん! どこから見ても完璧だよ! なぁ侑希」