咲き誇れ、麗しい華。

胸の内をズバッと言語化されて、思わず声を張り上げた。


本人はいじられることが多いと言っていたけれど、それは好きの裏返しで。

本当は素直になれなくて、意地悪という形でコミュニケーションを取っている。なんて人も、中にはいるかもしれない。


今はあどけない印象が強いけど、成長して、お兄さんのような美人さんになったら……絶対みんな、放っておかない。

お兄さんが過保護になる理由がやっとわかった気がする……。



「……俺、どうしたらいいんでしょうか」



膝の上で握り拳を作ってうつむく。


とりあえず、しばらくは、凛華と怜央と竜徳くんに見守ってもらうことにして。

問題は、告白するのか、しないのかだ。


振られたらお互いに気まずさが残りそうだし、成就しても、寂しい思いをさせてしまう。

だったらいっそ、しない選択もありなのかもしれないけど……。



「僕は、伝えたほうがいいと思うよ」

「です、よね……」

「けど、物事には、タイミングがあってな」