咲き誇れ、麗しい華。

「開けるけど、準備はいいか?」

「うん」



登校することは、昨夜、クラスのグループチャットを通して伝えた。


大丈夫。遅い時間だったけど、何人かは反応してくれて、『待ってるよ〜』と返信をもらったから。


意を決して、大隈くんの後に続いて教室の中へと入った。







「──初詣での時に会ったっていうのに、感動の再会みたいにハグしてきてさ」

「朝から情熱的ですね……! 応援団を経験すると、熱血系になるんですかね?」

「どうだろうなぁ。多少は影響されるのかもだけど、本人の性格にもよるんじゃない? もう1人はわりと穏やかだったし」



放課後。裏門で侑希先輩と待ち合わせて下校する。



「麗華ちゃんのところはどんな反応だった?」

「私も先輩と同じで、温かく迎え入れてもらいました。ハグまではされませんでしたけど……」