正門の前で挨拶運動中の副担任を発見。
ふふっ、26歳か。冗談だけど、この容貌だと初見の人はあっさり信じそうだよね。
和尾先生が永遠の新人教師を卒業するのは、もう少し先かな。
愛されまくっている副担任を確認したところで、その隣に立つ制服姿の人物に目を移した。
普段よりも早く登校したのも。
裏門ではなく、正門に来たのも。
──全部、彼と待ち合わせしていたから。
胸に手を当てて、1度大きく深呼吸をし、先生たちの中に交ざって挨拶する彼の元へ。
「おはよう。久しぶり」
「おぅ! 風咲! おはよう!」
私を見るやいなや、パアッと瞳を輝かせて手を振ってくれた大隈くん。
朗らかで温かみのある笑顔に、速まっていた心臓の音が一瞬にして落ち着いた。
「和尾先生、おはようございます」
「おはよう風咲さん。冬休みは楽しめた?」
「はい。クリスマスはステーキを食べて、お正月はお寿司とおせちを食べました」
「そうかそうか。先生も年末年始に帰省して、おもちを食べまくったよ。おかげでちょっと太っちゃったけど」
ふふっ、26歳か。冗談だけど、この容貌だと初見の人はあっさり信じそうだよね。
和尾先生が永遠の新人教師を卒業するのは、もう少し先かな。
愛されまくっている副担任を確認したところで、その隣に立つ制服姿の人物に目を移した。
普段よりも早く登校したのも。
裏門ではなく、正門に来たのも。
──全部、彼と待ち合わせしていたから。
胸に手を当てて、1度大きく深呼吸をし、先生たちの中に交ざって挨拶する彼の元へ。
「おはよう。久しぶり」
「おぅ! 風咲! おはよう!」
私を見るやいなや、パアッと瞳を輝かせて手を振ってくれた大隈くん。
朗らかで温かみのある笑顔に、速まっていた心臓の音が一瞬にして落ち着いた。
「和尾先生、おはようございます」
「おはよう風咲さん。冬休みは楽しめた?」
「はい。クリスマスはステーキを食べて、お正月はお寿司とおせちを食べました」
「そうかそうか。先生も年末年始に帰省して、おもちを食べまくったよ。おかげでちょっと太っちゃったけど」



