咲き誇れ、麗しい華。

カチンときたが、すぐに女子たちが攻撃。

こっぴどく叱られて反省したのか、最後は【大変申し訳ありませんでした】と謝罪のメッセージで終わっている。


女子の結束力、強いなぁ。ありがたいけど、ここでこのレベルなら、教室ではボコボコにされてたり……なんて。

もうすぐ給食の時間だから、仲直りできてるといいけど……。


【生きてるよー】と一言返信し、空になった食器を片づけに1階に下りた。



「……あ、湯たんぽ」



水分補給をしていたら、ふと湯たんぽの存在を思い出した。


今日返す予定だったっけ。どうしよう、今頃困ってたら。

回復したとしても、明日は休日。返そうにも返せないし……。


キッチンカウンターに置かれた卓上時計を見る。


……今ならまだ間に合うかな。


自室に戻り、スマホのキーボードを素早く操作する。



【あのさ、お願いがあるんだけど、昨日言ってた湯たんぽのこと、先生かお兄さんに伝えといてくれない?】

【お兄さんなら隣の部屋にいるって言ってたから!】