咲き誇れ、麗しい華。

「それじゃ、スタート!」



怜央先輩の掛け声で、プレゼントを隣に渡す。


誰に当たるかな。誰のが当たるかな。


ドキドキワクワクしながら回していると、ピピピッとスマホのアラームが鳴り、手を止めた。


手元にあるのは、星柄のラッピング袋。

私の紙袋は、向かい側にいる侑希先輩の手に渡っていた。


逆回りにもごちゃ混ぜにもせず、順番通りに回していたから、多分これは……。



「おっ、ポーチじゃん! ちょうど買おうと思ってたところだったんだよな〜。ラッキー」

「それは良かった。私も早速今日から使わせていただきます」

「今付けるのかよっ。嬉しいけども」



ネックウォーマーを首に付けた凛華先輩。

怜央先輩の反応からすると、やはり侑希先輩からのプレゼントで間違いなさそうだ。


相手がわかったところで、リボンをほどいて開封する。