咲き誇れ、麗しい華。

「「「はい、合わせました」」」

「この世の全てのお菓子と、ケーキを作ってくれた凛華に感謝を込めて……いただきます!」



クリスマスバージョンの号令をかけた怜央先輩。
「いただきます」と呟いて、早速メインディッシュを口にする。



「味、どうかな?」

「美味しいですぅぅ〜。ほっぺたが落ちちゃいそうですぅぅ〜」



想像以上の美味しさに、一口、また一口とケーキが口に運ばれていく。


たっぷりのクリームで甘々かと思いきや、いちごの酸味がいいアクセントになっていて、とても食べやすい。

人生初のブッシュ・ド・ノエルが凛華先輩お手製のケーキで本当に良かった……。



「──お腹も膨れてきたことだし、そろそろ始めますか」



パーティー開始からおよそ1時間。もう1つのメインであるプレゼント交換へ。

トートバッグからリボンがついた紙袋を取り出し、輪になって座る。


予算内で、性別関係なく使える物。

家族に聞いたり、ネットで調べまくった結果、温泉気分が味わえる入浴剤セットを選んだ。