次々に尋ねてくる彼に早口で答え、強めに背中を押した侑希先輩。
不満げに口を尖らせて戻っていく大隈くんに「またね」と手を振り、隣の先輩をチラリと見上げる。
「昼間の仕返しか。ただ帰るだけなのに大げさだっての」
「何かあったんですか?」
「ううん。麗華ちゃんは知らなくて大丈夫」
はぐらかされてしまった。
昼休みの仕返しなら、知られたら恥ずかしいことを暴露されたのかな。それなら話したくないよね。
でも、今のやり取りに恥を感じる要素なんて見当たらなかった気がするんだけど……。質問攻めされたのが嫌だったのかな?
赤くなった顔をカーテンで隠す先輩を不思議そうに見ていると……。
「危ない!!」
中庭に張り上げる声が響いた。
顔を向けた先には──小部屋めがけて飛んでくるバレーボール。
「お兄さんお姉さんっ、避けてっ!!」
不満げに口を尖らせて戻っていく大隈くんに「またね」と手を振り、隣の先輩をチラリと見上げる。
「昼間の仕返しか。ただ帰るだけなのに大げさだっての」
「何かあったんですか?」
「ううん。麗華ちゃんは知らなくて大丈夫」
はぐらかされてしまった。
昼休みの仕返しなら、知られたら恥ずかしいことを暴露されたのかな。それなら話したくないよね。
でも、今のやり取りに恥を感じる要素なんて見当たらなかった気がするんだけど……。質問攻めされたのが嫌だったのかな?
赤くなった顔をカーテンで隠す先輩を不思議そうに見ていると……。
「危ない!!」
中庭に張り上げる声が響いた。
顔を向けた先には──小部屋めがけて飛んでくるバレーボール。
「お兄さんお姉さんっ、避けてっ!!」



