咲き誇れ、麗しい華。

「……以上、です」



話し終えると、案の定、重々しい空気に。

赤裸々すぎたかな……と後悔していると、隣から「……ありえない」と低い声が聞こえた。



「待って、意味わかんない。いや、麗華ちゃんのことじゃなくて、その子の思考回路が。話聞いた限りだと、親友って立場を自分の都合のいいように利用してるみたいに感じる」

「あぁ。態度もコロコロ変わってて……振り回してる感じ。しかも教室の真ん中でっていうのがきついな……」

「……そりゃ、逃げ出したくもなるよね」



魔女さんは冷静に怒りを露わにして。かぼちゃの持ち主は頭を抱え込んで。青白い顔の美形幽霊は何度も頷いている。

侑希先輩には1度現場を目撃されているから、なんとなく相手が誰だか気づいてるかもしれない。


すると、背中をそっと擦られた。



「大変だったね。辛い中、よく練習頑張ったよ」

「っ、すみません。せっかくのパーティーなのに……」

「気にしないで! そもそも俺がきっかけ作っちゃったようなものだし」

「俺たちで良ければ、愚痴でもなんでも聞くから。話してくれてありがとう」