咲き誇れ、麗しい華。

驚きのあまり、紙コップを地面に落とした凛華先輩。

元から色白さんだから、厚化粧しなくても仕上がっちゃうんだろうな。



「──ではみなさん、手を合わせてください!」

「「「はい、合わせました」」」

「この世の全てのお菓子に感謝を込めて……いただきます!」



体育祭の時と同様、号令をかけた怜央先輩に続いて「いただきます」と呟いた。


テーブルの真ん中には、怜央先輩持参のミニマドレーヌと、一口サイズのチーズケーキ。

その横には、凛華先輩が持ってきた、チーズ味のスナック菓子と、うす塩味のポテトチップスがあって。

一際存在感を放っているのが、侑希先輩からの生チョコとチョコ味の飴玉。


事前に担当を決めたおかげで、豪華なラインナップとなった。

ちなみに、私のビスケットとクッキーは、端っこにひっそりとたたずんでいる。



「さっきから気になってたんだけどさ、そのかぼちゃって、昔使ってたやつ?」

「そうそう。夏休みに掃除した時に見つけてさ。捨てるつもりだったんだけど、またパーティーやるなら使うかな〜って思って取っといた」