咲き誇れ、麗しい華。

クラスメイトからは握手、怜央先輩からは肩を組まれて。

凛華先輩も、やれやれと苦笑いしつつも嬉しそう。


一安心したところでテントに戻り、応援席に座ると……。



「続きまして、プログラム13番、全組対抗リレーです」



場内にアナウンスがかかり、入場する選手たちを固唾を呑んで見守る。


体操服のパンツの色から、最初と最後は3年生。ユウキ先輩と怜央先輩は真ん中あたりかな?

あっ、鹿江先輩もいる。へぇ、赤組なんだ。めちゃくちゃ強そう。


全員ただならぬ雰囲気をまとっていて、これで決着がつくんだなと思うと、見てるこっちも全身に緊張が走る。


整列が終わり、ピピーッと笛が鳴ると……。



──パーン!



ピストルの音が鳴り、第一走者たちが一斉に走り出した。

騎馬戦の時とは比べ物にならないくらいの声援が応援席に響き渡る。