咲き誇れ、麗しい華。

団長さんの号令が響き渡り、応援団の後に続いて駆け足で入場した。

所定の位置につき、太鼓の音に合わせて踊る。


序盤は応援団メインの演舞。
中盤からは全体での演舞。

特に中盤は練習でミスを連発した部分が多かったのでハラハラしていたが、なんとか間違えずに乗り切れた。


既存の曲をアレンジして作られた応援歌も高らかに歌い上げて。

1番の見せ所である、ポンポンで巨大な龍を作るところも無事に成功。


最後に一礼し、駆け足で退場した。



「麗華ちゃん、お疲れっ」

「怜央先輩、お疲れ様ですっ」



声をかけてきた怜央先輩と一緒に、グラウンド脇を歩いて応援席に戻る。



「中学初めての応援合戦はいかがでした?」

「めちゃくちゃ緊張しました。最初から最後まで心臓バクバクでしたもん」

「あっはは。俺も。昼休みまでは楽しみ半分緊張半分だったんだけど、いざ出番が来るとそわそわしちゃってさ。大隈くんに背中叩いてもらった」