「また不思議そうな目をしてるな? まだ俺の愛が足りないか?」
「え? そんなことないです! 十分足りてます!」
このままではマズイと思って慌てて否定したけれど、やっぱり彼は容赦してくれない。
「まあ、どちらにしろ今日の分の精気はまだまだ足りないんだ。もっとじっくり、たっぷりいただくことにするよ」
赤い瞳が、意地悪に細められる。
ああ、そうだ。
この瞳と初めて目が合ってしまったときから、多分わたしは囚われてしまったんだ。
そして、この瞳を持つ彼がわたしを逃がさないと宣言したときから、わたしが彼から離れるという選択肢は消えた。
だから、わたしはこの赤い瞳に囚われ続ける。
わたしの幸せも、ここにあるから……。
「可愛い夢莉。お前の甘い精気がもっと欲しい」
「は、い……」
甘くとろける囁きに身を任せ、目を閉じる。
また唇が触れて、今度はすぐに深くなった。
「んっ、はぁっ」
合間の吐息すら食べられてしまうようなキスは、強引なのに優しい。
その行為自体が好きだという言葉に思えて、わたしも同じように返してみる。
そうするとリヒトのキスは余裕がなくなったようにさらに深くなって……。
最終的には、わたしは身も心も溶かされてしまうんだ。
それも全部、彼の赤い瞳に囚われてしまったせいだ。
END
「え? そんなことないです! 十分足りてます!」
このままではマズイと思って慌てて否定したけれど、やっぱり彼は容赦してくれない。
「まあ、どちらにしろ今日の分の精気はまだまだ足りないんだ。もっとじっくり、たっぷりいただくことにするよ」
赤い瞳が、意地悪に細められる。
ああ、そうだ。
この瞳と初めて目が合ってしまったときから、多分わたしは囚われてしまったんだ。
そして、この瞳を持つ彼がわたしを逃がさないと宣言したときから、わたしが彼から離れるという選択肢は消えた。
だから、わたしはこの赤い瞳に囚われ続ける。
わたしの幸せも、ここにあるから……。
「可愛い夢莉。お前の甘い精気がもっと欲しい」
「は、い……」
甘くとろける囁きに身を任せ、目を閉じる。
また唇が触れて、今度はすぐに深くなった。
「んっ、はぁっ」
合間の吐息すら食べられてしまうようなキスは、強引なのに優しい。
その行為自体が好きだという言葉に思えて、わたしも同じように返してみる。
そうするとリヒトのキスは余裕がなくなったようにさらに深くなって……。
最終的には、わたしは身も心も溶かされてしまうんだ。
それも全部、彼の赤い瞳に囚われてしまったせいだ。
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