現代版の皇帝は卒業前に甘える。



……何秒後。




寝れない。


んー。寝れない。

今の状況なんですけど…目を瞑ってるだけです。
羊も数えようと思いましたが、飽きました。



はー。無理だ。
私はそう思いながら、右に体を傾ける。

けど。
皇帝のオーラがすごいから、無理だし。

私は左に体を傾ける。

けど、小鳥遊さんは知らない人だし……!
どうしよう!


一応、右に体を傾けとこう。
皇帝の顔を見て、眠れたらいいし。


もし……いいのなら……っ!?

私は誰かに後ろから、抱きしめられた。

後ろから…ってことは…小鳥遊さん!?



き、気持ち悪い……!

小鳥遊さんが私の体をぎゅっと抱き、
「俺…起きてた。…落ち着くでしょ?この声。」
私の耳から言う。

その声で、きっぱり私の目が覚めた。


「そ、そうですね……。」
私は小声で小鳥遊さんに言う。