「ちy「えー。俺さ、小春とずーっと話したいんだけど?」
「ずーっと話すんだったら、俺が邪魔するから。」
「俺が小春の前の席みたいに?」
「あぁ。そうだ。」
「はぁ〜〜。」
「あ゛?何、ため息ついてんだよ。……やるか?」
やるか?って……やばいやばい!!
「ちょっと待って〜〜!!…2時間目から送る会でしょ!!!喧嘩を見たファンの子が
悲しむし、私も嫌だ!」
私はちょっと目から涙が出そうだった。
喧嘩はやだなって思って……。
私はモジモジしながら言う。
「「……っ。」」
2人は私の顔を見ながら、顔を赤らめる。
「えっ?どした?熱?…本当、小さい頃からさ、熱出し過ぎだよ……!…大丈夫?おでこ…くっつけよっか。」
「やめろ。王様命令。」
皇帝の声なんて私は聞こえずに。
私は机に前のめりして、七星のおでこと私のおでこをくっつけようとしたとき。
「あれーーー?王様命令って言った……よ゛な゛?」
ドス黒い色のオーラを纏わりつく皇帝。
私目線では、冠を被りながら、マントを身につけながら皇帝は私の方へやってくる。
「ひっ……!!怖いよーーー!!」
私はそう言って、目を瞑る。
「やめなよ。」
その声が聞こえたときには私の目が開いていた。
「七星……!」
「ん?どした?」
「ありがとう……!」
私は今日イチの笑顔で七星の目を見て言う。
「……っ。」
七星は顔を赤らめる。
そして……、
「ええっ!?また、熱!?」
気づかない私。
「おい。俺の目の前でいい雰囲気築かないでくれる?」
皇帝がまた、王様・皇帝オーラが出た。
「はい!すいません!」
そして、私は皇帝の国の幹部見たいになる。
「ねえ。小春をいじめるのは…ダメじゃない?」
皇帝と対等になれる七星。
「あ゛?いじめてねえよ。命令してるだけ。なぁ?小春?」
なんで皇帝は怒って、私を見るとき、王様なんですか?!
そう言えない私です。
「はい!そうです!!!」
私は警察の敬礼をしながら、皇帝を見たときに。
キーンコーンカーンコーン。
2時間目の始まりのチャイムと同時に……。
《みなさん、体育館に集まりましょう。3年生を送る会が始まります。》
3年生の送る会が始まる。