綺麗なストレートの黒髪に分厚い眼鏡。
そしてめちゃくちゃ、ブスって言われている私。

そして中休みになぜか机に座りながら、頬杖をたて、なぜか説明をしております。


すごく有名な学園に入って、早3年が経ち、高校受験も私は終わりました。


私の年は15歳です。
15歳=中学3年生。

中学生生活の最後の年の生活です。

卒業まで、あと1ヶ月もない。

卒業するのに、私の感情はそんなに悲しくはないけど。
けど……!


私はずっと中学1年から恋している、同級生がいます。

「おい!小春!」
私は声がした方に顔を向ける。


うわっ……!
皇帝。

私はそう呟く。

私は皇帝と呼んでいるが、みんなは、
「なんで、ここにいるの!?直仁様が!!」
「やっぱり……。王子様ーーー!!」
と言っている。


まぁ。そらあそうや。