「……っ!!」


「俺は直仁と小春を応援する。だから、小春は卒業式までに勇気をつけて、直仁に告白して?」


「……っ。あ…ありがと…うぅ……!」
私は泣きながら、七星を見る。


「俺はいつでも、直仁と小春の味方だから。さっきも言ったけど…俺、応援してる。」

「ありがとう!私、勇気もらった!そして、違う高校でも私たちは親友&幼馴染なんだから!」

「……っ。俺は応援してるから。」


七星が言った最後の『応援してる。』
なぜか切なそうな、悲しそうな顔をしながら、私を見ていた。