ポカンと表情になった何秒後。

「嘘…!嘘でしょ?!」
「何で…!何で…!直仁様が…!!」

「七星様が好きな人がいたなんてーー!?」

「もう……私、塵になりたい…!」

「何で……!…好きな人いるなんて…!」

泣きそうな子。塵になって消えたい子。
びっくりする子。

そんな子がいて、もうこの1日は七星と皇帝が好きな人がいるということで持ちきりだった。