現代版の皇帝は卒業前に甘える。

「日河は、顔が綺麗だったんだな。」
先生はふと顔が赤くなる。

「先生。小春のこと好きにならないでくださいね?」
皇帝がドス黒いオーラで先生を見ている。


「あぁ。お前の独占したいってオーラがすげえよ。じゃあな。下の教室にいるヤツらも起こして来る。」



ふ〜〜。


「ありがとな。」

「まぁ。今、怒られても、時間長くなって、男子は飽きるでしょ?」

「ん。そう。」

「図星だ〜〜〜〜!!」
私はニヤニヤ笑っていた時。


「おはよう…。小春。」

「あっ!おはよう!さーちゃん!」
私は笑顔でさーちゃんを見る。


「お、おはようござ、います。小春さん。」
小鳥遊さんの声が聞こえる。

「おはようございます!小鳥遊さん!」