「ちがいます!」

「あー家着いたねぇ〜」


にやにやと嬉しそうに微笑むひなくん。


「結局帰ってきちゃったね」

「ふふっ、まぁだるいからいいでしょ」

「だ、だるかったならいってよ……!」


遊園地じゃなくて、学校にちゃんと行きたかった……。


……それから私とひなくんは部屋に戻った。


そして……なぜか、ミライは追い出されてしまったのだ。


「あ、あの、ひなくん……?」

「んー?」

「ど、どうして私、押し倒されてる、のかな……?」


ソファには倒された私と押したひなくん。


なんだかとっても嫌な予感がする……!!


「……じゃあつけるね」

「ふぇ……!?ちょ、ちょっとま——」