「え……?」
「寧々に拒否られて、正直ショックだった。でも、それが寧々の答えなら受け止めなきゃいけないって……でも、なかなか諦めらんなくて……」
そんな……。
嫌われたのは私の方だと思ってたのに。
「ごめんっ、なさい……。私……自分に自信なくて。刹那くんが私を好きだって言ってくれるのは、私がやっぱりローズだからなのかなとか、ローズになれただけでも感謝しないといけないのに、刹那くんを好きになるのは図々しいとか、いろんなことが頭をよぎって、どうしていいかわからなくて……」
迷っていた気持ちを正直に伝えた。
「前にも言ったけど、俺は寧々がローズだから好きになったんじゃない。寧々、だからだ」
刹那くんの言葉が私に自信をくれる。
「寧々がローズじゃなくても、絶対に寧々を見つけてた」
私の目を真っ直ぐ見つめて伝えてくれる言葉は、愛にあふていて。
ツンと鼻の奥が痛くなって、あっという間に視界がぼやけた。
ゆらゆら揺れる視界の中にうつる刹那くんは、私の涙に触れて。



