「わっ……」 椿くんの他にもふたりの男の子。 そして……もっとびっくりしたのが。 「せ、刹那……くんっ」 「なに、刹那も知り合いなの!? さすがー」 なにがさすがなのかは不明だけど、刹那くんの隠しようもないオーラは昼間と同じで、思わず胸がドキンと反応する。 刹那くんの反応はというと。私を見ても真顔で突っ立ったまま。 まさか、覚えてないとか、ナイよね? 「寧々ちゃんもこの部屋なんだ」