何日か、そんな日々を過ごして。
傷が治っていくとともに、心の傷も癒えてきた。
いつまでも、あのときの気持ちじゃないままでいることに、正直ほっとして。
それでも、ずっと胸に引っ掛かっていることがあった。
だから、私は刹那くんに言ったんだ。
──琴宮さんたちと、話がしたい……って。
謝りたいと言われたとき、素直に受けられなかったことを悔やんでたの。
やっぱり、ちゃんと話をしないと私の中でも彼女たちの中でも終われないと思って。
刹那くんは、すぐに琴宮さんたちと話す機会を作ってくれて。
今日の午後、寮のロビーで会うことになった。
約束の時間。松葉杖をつきながら寮のロビーまで降りると、彼女たちはもうそこで待っていた。
「来栖さんっ……!」



