「寧々」
温かい手のひらが、私の頬を包む。
もしかして、このままキスされちゃう……?
心の準備、まだできてないよっ。
それに、告白の返事もまだしてないんだから。
頭をフル回転させて、あれこれ考えていると、
「なーんてな」
温もりが離れて。
「安心して眠りな。具合の悪い寧々に何かしようとは思わないから」
そう言って、私の横にしゃがみ、頭をゆっくり撫でてくれた。
「……刹那くん……」
それがとっても心地よくて。
ゼロ距離になった今のほうがなぜか落ち着いて。
私はいつの間にか眠りについていた。
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