琉夏くんらしい発言。
私はどうやら琉夏くんの期待には添えてないみたい。
「なんだよそれっ! そんな言い方ってないだろー!」
どこまでも私の味方をしてくれる椿くん、優しい。
涙が出そう。
「選挙は……6月中旬か。約一か月後だな」
アゴに手を当てながら、険しい顔をする刹那くん。
「向こうもそれなりの戦略を立ててくるだろうから、こっちも練らないと」
「だな」
「どんだけのバックがついてるかわかんないよなー」
「やるからには、勝ちきれるだけの自信があるんだろうよ」
刹那くんと椿くんはどんどん話を始めていくけど。
最大の疑問は。
「この選挙、私も出るの……?」
だって、生徒会がこの議題を承認したってことは、誰もが琴宮さんがローズにふさわしいと言ってるようなもので。
だから、私なんて。
「は?」
と間の抜けた声が聞こえた。



