秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~


「まあ、毎年ローズの選考が不透明だとか言ってるわりには、今年だって変わらねえもんな」


ううっ。

私……やっぱり交替させられるってこと?

最近琴宮さんたちから直接何かを言われることはなくなっていたけど、こんな案が進んでたとは想像もしてなかった。


「どうしてこんなのが可決されてんだよっ!」


しずかに怒りを携えながら刹那くんが椿くんにつめ寄る。


「って、俺に言われても……」

「クソッ!」


乱暴に紙をその辺に投げ捨てる。

ひらりと舞って、ソファに着地する紙。


「ふーん。久々に面白いことが始まりそうだな」


ニヤリ、と琉夏くんが笑えば、椿くんが眉をつり上げた。


「なに言ってんだよ、琉夏は嫌じゃないのかよ!」

「べつに? 俺はローズは誰でもいいし。可愛ければ」