きっと白樺くんだって、なんでお前が……そう思ってるはず。
その証拠に、目を皿ようにして私を上から下までじっくり目を通して。
「へえ……。それで、ローズのアンタを妬んでこんなくだらねえことしてんだ」
彼女たちが逃げた方向に目をやって、呆れたように息をついた。
白樺くん、とっても話が早い。
「まあ……当然ですよね……」
ピリピリした空気とは場違いな「そーれっ、そーれっ」って声が、遠くから聞こえてくる。
きっと、部活に励んでる生徒たち。
ここは部活も盛んって聞いたなあ……。
「で、ところでなんでアンタがローズに?」
「えっとぉ」
私は手短に、聞かされた通りの経緯を話す。
無表情で私の話に耳を傾けていた白樺くんは、聞き終わるとサラッと言った。



