翌日。約束通り私はここへきて初めて夕飯を作った。
琉夏くんは、どこかへ遊びに行くらしく夕飯はいらないって言われたから3人で。
「できました」
テーブルに並べたのは、刹那くんリクエストの豚汁と、椿くんリクエストの揚げ出し豆腐。
それから炊きこみごはん。
「わあっ!」
「すげえ」
いたって素朴な家庭料理だけど、それらをみて目を輝かせるふたり。
「うまそっ、いただきますっ!」
お椀を持ち上げて、豚汁をむさぼる椿くん。
まるで、お腹を空かせて帰って来た小学生みたい。
「やべえ、マジうまい! これおかわりある?」
「お前、まだたくさん入ってるだろ」



