「寧々とこうしてた方がいい。寧々と一緒にいたい」
布団の上からぎゅっと包み込むように抱きしめられる。
わっ。
甘々モードが発動してしまった……!
あの日の宣言以来、刹那くんは私にストレートに気持ちをぶつけてくる。
刹那くんは、二人きりじゃないときは、絶対にこういうことをしたり言ったりしない。
だからこそ、ふたりきりのときのギャップが激しいのかもしれないけど。
「だ、だめだよっ……」
なんて言いながら、本気で嫌だと思わないのは……私も刹那くんに惹かれてるからなのかもしれない。
釣り合わないと思ってるのに、心がゆさぶられてどうしようもないんだ。
「これから毎日起こしてくれる?」
「そ、それは……」
出来れば自分で起きてほしいっ。
こんなに心臓に悪いことが毎日続いたら、私の寿命が縮まっちゃうもん。
私を上に乗せたまま、刹那くんは体を起きあがらせた。
はらり、と刹那くんの肩から布団が落ちる。
目に飛び込んできたのは、あの時も見た筋肉質な身体……。



