本当にいるのかな。
まさか、朝帰りなんてこと……琉夏くんじゃないからそれはないよね!
「失礼しまーす」
ゆっくりドアを開けると、飛び込んできたのは一面の白。
10階の朝は入り込む日差しの量が半端ないの。おまけにカーテンが全開になっているから、部屋全体が真っ白に見える。
私はカーテンは閉めているけど、それでも今の時期は陽が昇るのが早いから、朝日で目が覚めてしまう。
広さは私の部屋と一緒で、置かれている家具も統一感があってオシャレ。
すっきり片付けられているし、刹那くんの性格がよく出ている。
ベッドは、人の形に盛り上がっていた。
まだ眠ってたんだ。
そこにも燦燦と朝陽が降り注いでいるけど、頭から布団をすっぽりかぶっているから、起きられないかったのかも。
近寄って、そっと声をかけた。



