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「今日は遅くなるから、俺と瑛斗と央汰の分の夕飯は作らなくていい」
そう言われたのは金曜日の朝のことだった。
最近みんな色々動き回っているから、朝食や夕食の用意はしなくていいと言われることが度々あった。
だから今日もそんないつものことだと思って普通に了解の返事をする。
「でも遅くなるってどれくらい? シロガネが夜いないなんて珍しいね?」
何だかんだで夜はいつも一緒に寝ているわたしたち。
夕飯の時間に間に合わなくて寄せておいてくれってことはあったけれど、いらないと言われるほど遅くなることはなかった。
「まあ、9時になる前には帰りたいと思ってるが……。10時なっても帰れなかったら先に寝てろ」
「そうなの?……うん、分かった」
普通に返事をしたけれど、シェアハウスで初めて夜1人で眠ることになるかも知れないのか、と思うとちょっと寂しい気がしてしまう。
いつも別で寝ようと思っているはずなのに、いざ1人で眠るとなったら寂しいなんて……わたしって現金なのかな?
そんないつもとちょっとだけ違う金曜日。
怒涛の1日になるなんて、このときは思ってもいなかった。
「今日は遅くなるから、俺と瑛斗と央汰の分の夕飯は作らなくていい」
そう言われたのは金曜日の朝のことだった。
最近みんな色々動き回っているから、朝食や夕食の用意はしなくていいと言われることが度々あった。
だから今日もそんないつものことだと思って普通に了解の返事をする。
「でも遅くなるってどれくらい? シロガネが夜いないなんて珍しいね?」
何だかんだで夜はいつも一緒に寝ているわたしたち。
夕飯の時間に間に合わなくて寄せておいてくれってことはあったけれど、いらないと言われるほど遅くなることはなかった。
「まあ、9時になる前には帰りたいと思ってるが……。10時なっても帰れなかったら先に寝てろ」
「そうなの?……うん、分かった」
普通に返事をしたけれど、シェアハウスで初めて夜1人で眠ることになるかも知れないのか、と思うとちょっと寂しい気がしてしまう。
いつも別で寝ようと思っているはずなのに、いざ1人で眠るとなったら寂しいなんて……わたしって現金なのかな?
そんないつもとちょっとだけ違う金曜日。
怒涛の1日になるなんて、このときは思ってもいなかった。



