シロガネが求めるなら、応えたいと思うから……。
「確かに毎日は困るけど、嫌ではないよ? シロガネが欲しいと思ってくれるなら、わたしはぜんぶあげたい」
「っ!」
息を呑み、わたしを抱く腕の力が増す。
「っだから!……そういうこと言うなっつーの。こっちが我慢してるってのに……」
「我慢しなくて良いのに……」
「……」
なおも言うと、今度は黙られた。
あごを掴まれ、上向かされる。
見上げた彼の目には、燃えあがる様な欲と苛立ちが見て取れた。
「……今日は抱かねぇよ。でも、そこまで言うなら覚悟しろ」
「え?」
「俺が本気でお前を求めたらどうなるか、少し見せてやるよ……」
「…………え?」
嫌な予感に頬が引きつりそうになる。
でもその前に唇が塞がれた。
リンゴの味はしないのに、息苦しい毒の様なキス。
まるでわたしの口の中にその味があるのかと思われるほど、吸い尽くされ、味わわれる。
「んっんんぅ!」
流石に苦しくてシロガネの胸を叩くと、やっと離れてくれる。
「っはぁ……まだだ」
でも、凶暴なほどの欲に染まったウルフアイズがわたしを逃すことはない。
ぐるりと視界が回り、ベッドに押しつけられた。
「確かに毎日は困るけど、嫌ではないよ? シロガネが欲しいと思ってくれるなら、わたしはぜんぶあげたい」
「っ!」
息を呑み、わたしを抱く腕の力が増す。
「っだから!……そういうこと言うなっつーの。こっちが我慢してるってのに……」
「我慢しなくて良いのに……」
「……」
なおも言うと、今度は黙られた。
あごを掴まれ、上向かされる。
見上げた彼の目には、燃えあがる様な欲と苛立ちが見て取れた。
「……今日は抱かねぇよ。でも、そこまで言うなら覚悟しろ」
「え?」
「俺が本気でお前を求めたらどうなるか、少し見せてやるよ……」
「…………え?」
嫌な予感に頬が引きつりそうになる。
でもその前に唇が塞がれた。
リンゴの味はしないのに、息苦しい毒の様なキス。
まるでわたしの口の中にその味があるのかと思われるほど、吸い尽くされ、味わわれる。
「んっんんぅ!」
流石に苦しくてシロガネの胸を叩くと、やっと離れてくれる。
「っはぁ……まだだ」
でも、凶暴なほどの欲に染まったウルフアイズがわたしを逃すことはない。
ぐるりと視界が回り、ベッドに押しつけられた。



