トクントクンと、高鳴る胸の行きつく先にいる彼に引き寄せられる。
引かれて、惹かれる。
そうしてリビングを出た。
でも、ドアが閉まり切る前に颯介さんの顔が見える。
“ほら、やっぱりな?”とでも言いそうな、からかい交じりの笑みが。
「――っ!」
ついさっき部屋に案内してもらう前に言われた言葉がよみがえる。
『ギンの部屋に住むんじゃないの?』
当然のように言われた言葉。
それが現実になっている状況がすごく恥ずかしくて……。
羞恥のせいか、わずかに魔法が解けた。
「う、あ……ギン? あの、わたし、自分の部屋に行くから……」
「雪華の? シーツとか用意してないだろう?」
普通に返された言葉なのに、甘く誘われているように聞こえるのはまだ魅了されているからだろうか。
「で、でも」
「いいから、俺の部屋に来いよ」
「っ!」
直接的な誘う言葉は、甘く耳をかすめ心を絡めとる。
流されちゃダメなのに……。
そう思うのに、どこか期待している自分もいる。
だからダメだって分かっていても、惹かれる心は止められない。
抵抗らしい抵抗なんて出来ないまま、ギンの部屋に入りベッドの近くに行く。
「雪華……」
名を呼ぶ声は甘く妖しく、わたしを惑わせる。
誘われるままに彼の胸に収まり、抱きしめられた。
引かれて、惹かれる。
そうしてリビングを出た。
でも、ドアが閉まり切る前に颯介さんの顔が見える。
“ほら、やっぱりな?”とでも言いそうな、からかい交じりの笑みが。
「――っ!」
ついさっき部屋に案内してもらう前に言われた言葉がよみがえる。
『ギンの部屋に住むんじゃないの?』
当然のように言われた言葉。
それが現実になっている状況がすごく恥ずかしくて……。
羞恥のせいか、わずかに魔法が解けた。
「う、あ……ギン? あの、わたし、自分の部屋に行くから……」
「雪華の? シーツとか用意してないだろう?」
普通に返された言葉なのに、甘く誘われているように聞こえるのはまだ魅了されているからだろうか。
「で、でも」
「いいから、俺の部屋に来いよ」
「っ!」
直接的な誘う言葉は、甘く耳をかすめ心を絡めとる。
流されちゃダメなのに……。
そう思うのに、どこか期待している自分もいる。
だからダメだって分かっていても、惹かれる心は止められない。
抵抗らしい抵抗なんて出来ないまま、ギンの部屋に入りベッドの近くに行く。
「雪華……」
名を呼ぶ声は甘く妖しく、わたしを惑わせる。
誘われるままに彼の胸に収まり、抱きしめられた。



