「このまま颯くんが優勝しちゃったら、きっと告白を断っても周りが公認カップル扱いしちゃうよ? それで良いの?」
「い、嫌だけど……」
でも、そうやって諭してくれる花穂こそさっきまで公認カップル扱いしてからかってたじゃない。
……あ、だからか。
だからその後の予測もしやすいとか。
うぅ……でも、なぁ……。
「とにかく、早めに美夜の方から告白しちゃいな? 話はそれからだよ!」
自分のことは棚に上げてしっかりとした眼差しで正論を言う花穂。
椎菜さんはそんな花穂の隣でうんうんと頷いている。
「ええ? そんなぁ……」
つまりは、せっかく正直に話したのにあたしが陽呂くんに告白するまで相談にも乗ってくれないってことになるんじゃあ。
なんてちょっと損をしたような気分でいると、朝のSHRのため担任の岸本先生が教室に入ってきて椎菜さんが慌てて出ていった。
入れ替わるように月原先生も入ってきて、ザワリと教室内が騒がしくなる。
「今日から約二週間、皆さんと先生として様々な交流をしたいと思っています。よろしく頼むよ」
イケメンで好青年な月原先生は、この初めの挨拶だけで生徒たちの心を掴んでしまったみたいだった。
「い、嫌だけど……」
でも、そうやって諭してくれる花穂こそさっきまで公認カップル扱いしてからかってたじゃない。
……あ、だからか。
だからその後の予測もしやすいとか。
うぅ……でも、なぁ……。
「とにかく、早めに美夜の方から告白しちゃいな? 話はそれからだよ!」
自分のことは棚に上げてしっかりとした眼差しで正論を言う花穂。
椎菜さんはそんな花穂の隣でうんうんと頷いている。
「ええ? そんなぁ……」
つまりは、せっかく正直に話したのにあたしが陽呂くんに告白するまで相談にも乗ってくれないってことになるんじゃあ。
なんてちょっと損をしたような気分でいると、朝のSHRのため担任の岸本先生が教室に入ってきて椎菜さんが慌てて出ていった。
入れ替わるように月原先生も入ってきて、ザワリと教室内が騒がしくなる。
「今日から約二週間、皆さんと先生として様々な交流をしたいと思っています。よろしく頼むよ」
イケメンで好青年な月原先生は、この初めの挨拶だけで生徒たちの心を掴んでしまったみたいだった。



