「離せって言ってるだろ⁉︎」
そう言って手を伸ばしてくる颯くんだけれど、その手が届く前に陽呂くんはあたしを抱きしめたまま後退する。
「……やだ」
そうしてからやっと一言口にした。
もう、陽呂くんはどうしたいんだろう?
あたしを渡したくないって思ってくれてるみたいだからそれはそれで嬉しいんだけれど……。
こんな人目のあるところで、自分のだと見せつけるみたいに抱き締めて……。
今あたしの顔が赤いのは、恥ずかしいからなのかな?
それとも、嬉しいからなのかな?
にらみ合っている男二人に挟まれているような状態で、あたしは自分の思いの行き場所を探していた。
そう言って手を伸ばしてくる颯くんだけれど、その手が届く前に陽呂くんはあたしを抱きしめたまま後退する。
「……やだ」
そうしてからやっと一言口にした。
もう、陽呂くんはどうしたいんだろう?
あたしを渡したくないって思ってくれてるみたいだからそれはそれで嬉しいんだけれど……。
こんな人目のあるところで、自分のだと見せつけるみたいに抱き締めて……。
今あたしの顔が赤いのは、恥ずかしいからなのかな?
それとも、嬉しいからなのかな?
にらみ合っている男二人に挟まれているような状態で、あたしは自分の思いの行き場所を探していた。



