「花穂!?」
花穂は中学が違うから颯くんのことはよく知らない。
そんなほぼ初対面の人の背中をたたくとか、度胸があるというかなんというか……。
でも、颯くんはそれを怒るでもなく後押しされたかのように意を決したみたい。
「月見里!」
「はいっ!?」
大きな声に、思わずあたしも大きな声で返す。
「球技大会の卓球個人戦で優勝出来たら、オレと付き合ってくれ!」
「は……え?」
勢いのまま《はい》と言いかけて何とか止まる。
え? 今なんて言ったの? 聞き間違い?
……聞き間違いだよね。
颯くんがあたしと付き合いたいとか、あるわけないし。
なのに後押しした形になった花穂が目をキラキラさせて興奮する。
「ぅわ、うわー! これって告白!? 告白だよね!?」
「ちょっと花穂、落ち着いて! きっと聞き間違いだよ。颯くんがあたしと付き合うなんて有り得ないし!」
「何であり得ないの?」
「え?」
花穂を落ち着かせるためにあたしも立ち上がって彼女の肩を掴んでいると、颯くんが真剣な目であたしを見た。
「オレ、本気だよ?」
「え? ええ!?」
驚きしかない。
颯くんは中学のころから人気者で、クラスの中心グループに入るような人だ。
高校に入ってからは知らないけれど、人気が全く無くなったなんて事はないと思う。
花穂は中学が違うから颯くんのことはよく知らない。
そんなほぼ初対面の人の背中をたたくとか、度胸があるというかなんというか……。
でも、颯くんはそれを怒るでもなく後押しされたかのように意を決したみたい。
「月見里!」
「はいっ!?」
大きな声に、思わずあたしも大きな声で返す。
「球技大会の卓球個人戦で優勝出来たら、オレと付き合ってくれ!」
「は……え?」
勢いのまま《はい》と言いかけて何とか止まる。
え? 今なんて言ったの? 聞き間違い?
……聞き間違いだよね。
颯くんがあたしと付き合いたいとか、あるわけないし。
なのに後押しした形になった花穂が目をキラキラさせて興奮する。
「ぅわ、うわー! これって告白!? 告白だよね!?」
「ちょっと花穂、落ち着いて! きっと聞き間違いだよ。颯くんがあたしと付き合うなんて有り得ないし!」
「何であり得ないの?」
「え?」
花穂を落ち着かせるためにあたしも立ち上がって彼女の肩を掴んでいると、颯くんが真剣な目であたしを見た。
「オレ、本気だよ?」
「え? ええ!?」
驚きしかない。
颯くんは中学のころから人気者で、クラスの中心グループに入るような人だ。
高校に入ってからは知らないけれど、人気が全く無くなったなんて事はないと思う。



