「美夜……」
優しく呼び掛けてきた陽呂くんは、一度大きく息を吸って続きを口にした。
「……俺は、美夜が好きだ」
「――っ!」
吸った息が、そのまま数秒止まる。
ずっと待っていた言葉。
その気持ちを分かってはいても、やっぱりちゃんとした言葉で欲しいと思っていたもの。
それをやっと言ってくれた。
「っ、ふっ……」
分かってはいたけれど、言葉として伝えてもらえたことがとても嬉しい。
嬉しすぎて、言葉が出てこない。
「……美夜、応えてあげなよ」
後ろから花穂の声がした。
その声そのものがあたしの背中を押してくれる。
嬉しすぎて詰まる喉から、やっと声が出せた。
「陽呂くんっ……嬉しい……」
声と共に涙が零れたけど、嬉し涙だって分かってくれるよね?
「あたしも、陽呂くんが好き」
「うん、分かってた」
その途端周りが一気に沸き上がった。
「マジ? マジで両想い⁉」
「ってか何あのイケメン⁉ あんな人いたの⁉」
「あーでもすでに彼女持ちかぁー!」
なんて、公開告白に騒ぎ立てる声や陽呂くんの素顔に対しての声がたくさん上がっていた。
でもあたしはそんな周囲を気にしつつも陽呂くんから目が離せない。
前髪もしっかり上げた状態の陽呂くんに見惚れてしまっていた。
優しく呼び掛けてきた陽呂くんは、一度大きく息を吸って続きを口にした。
「……俺は、美夜が好きだ」
「――っ!」
吸った息が、そのまま数秒止まる。
ずっと待っていた言葉。
その気持ちを分かってはいても、やっぱりちゃんとした言葉で欲しいと思っていたもの。
それをやっと言ってくれた。
「っ、ふっ……」
分かってはいたけれど、言葉として伝えてもらえたことがとても嬉しい。
嬉しすぎて、言葉が出てこない。
「……美夜、応えてあげなよ」
後ろから花穂の声がした。
その声そのものがあたしの背中を押してくれる。
嬉しすぎて詰まる喉から、やっと声が出せた。
「陽呂くんっ……嬉しい……」
声と共に涙が零れたけど、嬉し涙だって分かってくれるよね?
「あたしも、陽呂くんが好き」
「うん、分かってた」
その途端周りが一気に沸き上がった。
「マジ? マジで両想い⁉」
「ってか何あのイケメン⁉ あんな人いたの⁉」
「あーでもすでに彼女持ちかぁー!」
なんて、公開告白に騒ぎ立てる声や陽呂くんの素顔に対しての声がたくさん上がっていた。
でもあたしはそんな周囲を気にしつつも陽呂くんから目が離せない。
前髪もしっかり上げた状態の陽呂くんに見惚れてしまっていた。



